日本耳科学会(@Winkあいち)に参加いたしました
10月5日を休診とさせていただき、名古屋市で行われた日本耳科学会に参加させて頂きました。耳管ピン講習会の実技インストラクターなど用務のためあまり時間がありませんでしたが、専門を同じくする旧知の東京・浜松・名古屋・大阪の先生方や人工内耳メーカーの担当ST(現在は補聴器メーカーの営業責任者とのことでした)と情報交換ができ知識のブラッシュアップの機会となるだけでなく、旧交を温めるよい機会となりました。また、皆さんのご活躍に触れ、私も医療の進歩にささやかなフィードバックをとの思いを新たにする機会となりました。人とのつながりをこれからも大切に、よりよい医療が届けられるよういながきクリニックは引き続き努力してまいります。
岩手医大病院耳鼻咽喉科 池田准教授にご来院いただきました
10月5日に岩手医科大学病院耳鼻咽喉科の池田怜吉准教授にご来院いただきました。池田准教授は一昨年、「将来耳科学分野で指導者として活躍することが期待される医師・研究者」を表彰する日本耳科学会賞を、6人目の受賞者として受賞された日本を代表する耳の病気のスペシャリストのひとりで、特に豊富な臨床経験に基づく耳管開放症の的確な診断に卓越した技術をお持ちの先生です。今回は忙しい学会用務の合間を縫ってご指導に豊橋へとお越しいただきました。ありがとうございます。引き続きのご指導、何卒よろしくお願いいたします。
当院の放射線技師が愛知県診療放射線技師会学術大会で発表いたしました(@名古屋市立大学病院)
乳がんは女性が最もかかりやすい、「がん」です。いながき乳腺外科クリニックに在籍する4名の診療放射線技師はすべて女性であり、同性の立場からおかかりいただく患者さん一人ひとりに早く、確実な診断を届けるべく、日々努めております。しかし、時には迅速な診断が難しいことがあります。今回はそんな迅速な診断が難しかった方について、当院の診療放射線技師が発表して当地の診療放射線技師の間で情報共有を行い、当院の診断技術のブラッシュアップを行いました(第35回公益社団法人愛知県診療放射線技師会学術大会@名古屋市立大学病院)。
ちなみに会場は耳鼻いんこう科を担当するいながき医師が長く働いた病院でした・・・(見にくいですが・・・耳鼻いんこう科のところに名前が出ています)。
三重大学病院乳腺外科 河口教授にご来院いただきました
乳腺外科担当のいながき医師の頼れる先輩医師として、大阪赤十字病院・京都大学病院でご指導をいただきました。本日は出張の合間に豊橋までわざわざお越しいただきました・・・遠路をお越しいただきまして本当にありがとうございます。引き続きのご指導を何卒、宜しくお願い申し上げます。
日本耳科学会総会に参加しました
11月2日から4日に群馬県高崎市で開催された第33回日本耳科学会・学術講演会に参加いたしました。今回は若い先生に耳の手術についてアドバイスするというセッションがあり、私も耳科手術で有名な須納瀬教授(東京女子医大)、田中教授(独協医大)などと共にインストラクターとして参加させていただきました。また、当院でも行っている耳管ピン手術を新たに行おうという先生方を対象とした、耳管ピン手術認定医講習会でもインストラクターとして参加させていただきました。講習会は少しでもよい手術をしたいと真剣な先生方ばかりで、私にとってもよい勉強の機会となりました。会議の合間には以前から面識のある、浜松医大、大分大、名古屋市立大、藤田医大、岩手医大などなど、いずれも各分野の第一線の先生方と近況について情報交換をする機会があり、貴重な話をお伺いできたのも得難い機会となりました。今回得た貴重な知識と人とのつながりを、引き続き豊橋の地での診療に生かしてまいります。
顔面神経学会に参加しました
去る6月3日、豊橋にも大きな爪痕を残した台風2号の余韻の残る中、大阪府豊中市で行われた第46回日本顔面神経学会に参加いたしました。今年から若い先生と一緒に手術ビデオを見ながら手術のアドバイスをするというセッションが始まり、もう一人のインストラクターである東京慈恵会医科大学主任教授のY先生と手分けしながら、私が担当させていただいた関東・関西のお二人の先生と手術法について、時に聴衆の先生を巻き込みながら議論いたしました。また、新しい治療法について議論するセッションにも参加させていただきました。知識をアップデートする、貴重な機会となりました。
院長の新しい顔面麻痺治療が雑誌「ENTONI」に掲載されました
院長の新しい顔面神経麻痺の治療についての記事が、雑誌「ENTONI」(全日本病院出版会)2023年4月号に掲載されました。「ENTONI」は医学書を取り扱う書店以外では店頭で目にすることはありませんが、編集部より依頼された医師がその時々の耳鼻科の診療のトピックスについて最新の医学知識を解説する月刊誌で、市内の耳鼻科のある総合病院を始め、ほぼすべての医大や多くの病院で定期購読されるなど、耳鼻咽喉科医には広く親しまれている雑誌です。
顔面神経麻痺の診療にはステロイドによる治療が重要ですが、この記事では耳鼻科の医師を対象に院長がこれまで米国耳科学会雑誌・世界神経学連盟機関紙・Scientific reportsといった雑誌に報告してきた新しいステロイド治療法について解説しています。詳細はスタッフまでお尋ねください。
当院の手術が雑誌「喉頭鏡・耳鼻咽喉科研究」に掲載されました
院長の執筆した論文が12月27日にアメリカの雑誌、「喉頭鏡・耳鼻咽喉科研究(Laryngoscope Investigative Otolaryngology)」に掲載されました。「Laryngoscope(喉頭鏡)」というのは全身麻酔を行ったり、交通事故の際に人工呼吸の管を通すために喉に挿入する医療機器です。125年の歴史を持つTriological Societyによって明治35年に創刊された雑誌「喉頭鏡」はアメリカを代表する耳鼻科の学術誌で、「喉頭鏡・耳鼻咽喉科研究」は雑誌「喉頭鏡」の公開雑誌(Open Journal:誰でも見られるようにインターネットで公開された雑誌)となります。なんだかヘンテコな名前ですが、世界で購読される114の耳鼻科雑誌の中で「喉頭鏡」は8位、「喉頭鏡・耳鼻咽喉科研究」は22位で、Scimagoという会社によるといずれも一流誌(Q1)に分類されており、世界中で多くの耳鼻科医が診療の参考とする雑誌になっています。
この論文は雑誌のホームページでお読みいただけます。
当院の手術が雑誌「耳鼻咽喉科」で紹介されました
科学評論社から12月16日に発行された雑誌「耳鼻咽喉科」12月号に院長執筆の記事が掲載されました。この雑誌は耳鼻科医を対象とした雑誌としては新しく、昨年に創刊された雑誌です。主に耳鼻科の病気の診断や治療のトピックを解説する既存の雑誌と異なり、主に手術のコツや最新の研究動向などを解説する、病院に勤務する耳鼻科医師を対象とした雑誌となっています。12月号は耳の手術の特集で、院長の手術解説の前後には耳の手術では有名な東京女子医大須納瀬教授、奈良医大北原教授、東邦大学鈴木教授の耳の手術の解説に加えて、杏林大学脳外科中冨教授、愛知医大藤本教授の、脳の近くまで手術する頭蓋底手術の解説が掲載されています。雑誌は科学評論社のホームページから購入いただけます。
院長が分担執筆した「専門医はこう見立てる」が出版されました
10月25日に総合医学社より、「専門医はこう見立てる」シリーズの「耳鼻咽喉科」が発売されました。
このシリーズは多くの患者さんを診察している現場の医師がさまざまな疾患のエッセンスを現場の視点からまとめた医師向けの本で、現場の医師ならではの視点でさまざまな疾患の見立て方をまとめています。今回出版される「耳鼻咽喉科」は、豊橋市民病院や成田記念病院、豊川市民病院、渥美病院、蒲郡市民病院の耳鼻科の医師が所属する名古屋市立大学病院の関係医師によって執筆されており、いながき医師もANCA関連中耳炎や好酸球性中耳炎など耳の難病について見立て方を紹介しています。書籍は医学書を取扱う書店のほか、アマゾン、ヨドバシ.com、楽天ブックスでもご購入いただけます。
院長が分担執筆した「標準耳鼻咽喉科学」が医学書院より出版されました
院長が分担執筆した「標準耳鼻咽喉科・頭頸部外科学」が医学書院より出版されます。標準医学シリーズは50年近くの間、その名の通り「標準」的な教科書となるように企画されたシリーズで、ほぼすべての医師が医学生の間に一度は手に取ることのある、広く知られた教科書です。今回出版される第4版は、耳鼻科の「スタンダード」となるべく51名の医大の教授を始めとして、准教授、病院部長など計68名の分担著者によって執筆されています。稲垣医師も分担著者として、これから医学を学ぶ医大生に「スタンダード」な知識を伝えるべく顔の麻痺を生じる病気を中心に3つの項目について執筆しています。教科書は医学書を取り扱う書店の他、amazonなどでもお求めいただけます。
当院の手術室の紹介が雑誌「JOHNS」に掲載されました
当院の手術室についての記事が、耳鼻咽喉科医を対象とした専門誌「JOHNS(耳鼻咽喉科・頭頸部外科雑誌)」(東京医学社)2022年2月号に掲載されました。「JOHNS」は医学書を取り扱う書店以外では店頭で目にすることはありませんが、編集部より依頼された医師がその時々の耳鼻科の診療のトピックスについて最新の医学知識を解説する月刊誌で、市内の耳鼻咽喉科のある総合病院を始め、ほぼすべての医大や多くの病院で定期購読されるなど、耳鼻咽喉科医には広く親しまれている雑誌です。
今回の記事では開院にあたって、現在の手術室設計のトレンドを踏まえて安全で確実な手術を行うために当院ではどのような工夫を行ったのか、そのコンセプトや実際の工夫について解説しています。ご興味がおありの方は、スタッフまでお尋ねください。
当院の手術が雑誌「耳鼻咽喉科・頭頸部外科」に掲載されました
耳鼻咽喉科の医師に最新の医学知識を紹介する雑誌、「耳鼻咽喉科・頭頸部外科」の特集「手術道具・材料はこう使う!プロに学ぶ基本とコツ」に院長執筆の解説記事が掲載されています。
他にも手術のプロとして全国にその名が知られる東京女子医科大学・須納瀬教授や帝京大学・白馬教授らの解説記事が掲載され10月21日に発売されました。 https://www.fujisan.co.jp/product/1329/new/
手術には多数の患者さんが手術のために広い地域から集まる大学病院での長期にわたるトレーニングと数多くの経験が必要なものがあります。そうした手術の一つである小さな傷から内視鏡を用いて行う当院の耳の手術法を、三河地区では唯一の耳科手術指導医でもある院長が解説しています。記事では小さな傷からでも高い効果を得るために当院:豊橋サージクリニックがどうしているのか・・・・詳しくは担当医までお尋ねください。